ブルパップエアガンは、マガジンや機関部をグリップより後ろに配置する独特な構造により、長めのバレルを確保しながら全長を短くしやすいジャンルです。
P90やステアーAUG、FA-MAS、TAVORのように見た目の個性が強いモデルも多く、サバゲーでの取り回しやコレクション性を重視する人から根強い人気があります。
一方で、マガジン交換の位置やトリガーフィーリング、構えたときの重心は一般的なM4系とは違うため、形だけで選ぶと使いにくさを感じることもあります。
ここでは、ブルパップ型のエアガンを探している人に向けて、定番モデル、選び方、サバゲーでの使いどころ、購入前の注意点を整理します。
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ブルパップエアガンの定番モデル8選
最初に候補へ入れたいのは、入手性、知名度、使いやすさ、見た目の個性がはっきりしている定番モデルです。
東京マルイ P-90プラス
東京マルイ P-90プラスは、P90系のコンパクトさを活かしながら、電動ガンプラスシリーズとして作動性を高めたモデルです。
従来のP90系よりもセミオートの反応や電装面を重視したい人に向いています。
室内フィールドやCQB寄りのフィールドで、短い全長と構えやすい形状を活かしやすい一丁です。
価格は従来のスタンダード電動ガンより上がるため、安さよりも快適な作動感を優先する人向けです。
| 名称 | 東京マルイ P-90プラス |
|---|---|
| 特徴 | FET搭載の新世代P90系 |
| 向いている人 | 作動性重視のP90好き |
| 価格帯目安 | 3万円台後半から4万円台前半 |
| 注意点 | 専用マガジン運用に慣れが必要 |
東京マルイ P-90
東京マルイ P-90は、ブルパップエアガンの中でも特に知名度が高い定番中の定番です。
全長が短く、肩付けしたときの収まりもよいため、初心者でもブルパップらしい扱いやすさを体感しやすいモデルです。
標準のシースルーマガジンや独特なセレクター操作など、P90ならではの雰囲気も楽しめます。
拡張性はM4系ほど広くないため、外装を大きく盛るよりも軽快に使うほうが魅力を引き出せます。
| 名称 | 東京マルイ P-90 |
|---|---|
| 特徴 | 短く構えやすい王道モデル |
| 向いている人 | 初めてのブルパップ派 |
| 価格帯目安 | 2万円台後半から3万円台前半 |
| 注意点 | レイル拡張は控えめ |
東京マルイ P-90 TR
東京マルイ P-90 TRは、P90をベースにトリプルレイルとサイレンサーを備えた特殊部隊風のモデルです。
ドットサイトやライトを載せたい人には、標準P90よりも扱いやすい選択肢になります。
サイレンサー付きの見た目はインパクトがあり、屋内戦でも屋外戦でも雰囲気を出しやすいのが魅力です。
アクセサリーを増やしすぎるとP90本来の軽快さが薄れるため、必要な装備だけに絞ると扱いやすくなります。
| 名称 | 東京マルイ P-90 TR |
|---|---|
| 特徴 | 三面レイルとサイレンサー |
| 向いている人 | 光学機器を使いたい人 |
| 価格帯目安 | 2万円台後半から3万円台中盤 |
| 注意点 | 装備過多で前寄りになりやすい |
東京マルイ ステアーHC ブラック
東京マルイ ステアーHC ブラックは、ステアーAUG系のブルパップ形状を短くまとめたハイサイクルカスタムです。
短い全長と高い連射性能を両立しているため、近距離でテンポよく撃ちたい人に向いています。
装弾数の多いマガジンや20mmレイルを活かせば、サバゲー実用性も高めやすいモデルです。
ハイサイクル系は弾の消費が速くなりやすいため、セミオート運用や予備マガジンの準備も考えて選ぶと安心です。
| 名称 | 東京マルイ ステアーHC ブラック |
|---|---|
| 特徴 | 短めのAUG系ハイサイクル |
| 向いている人 | CQBで手数を出したい人 |
| 価格帯目安 | 3万円台前半から4万円前後 |
| 注意点 | 弾とバッテリー管理が重要 |
東京マルイ ステアーAUG
東京マルイ ステアーAUGは、ブルパップライフルらしい長いバレル感と未来的な外観を楽しめる名作です。
標準的なライフルの雰囲気を残しながら、重心が後ろ寄りで構えやすいところに魅力があります。
ただし、生産終了扱いの時期があるため、新品で探すよりも流通在庫や中古を視野に入れる場面が多くなります。
コンディションの差が出やすいモデルなので、中古で選ぶ場合はギア音、給弾、マガジンの状態を丁寧に確認したいところです。
| 名称 | 東京マルイ ステアーAUG |
|---|---|
| 特徴 | 長いバレル感と独自の重心 |
| 向いている人 | AUGの造形を楽しみたい人 |
| 価格帯目安 | 中古で1万円台後半から3万円台 |
| 注意点 | 状態確認が重要 |
東京マルイ ファマス5.56-F1
東京マルイ ファマス5.56-F1は、電動ガンの歴史を語るうえでも外せないクラシックなブルパップモデルです。
独特のキャリングハンドルやバイポッド付きの外観により、他のエアガンとは違う存在感があります。
最新の電子制御や拡張性を求める人よりも、FA-MASらしい形と雰囲気を楽しみたい人に向いています。
古い個体ではバッテリー周りや内部パーツの状態に差があるため、購入前に動作確認できるショップを選ぶと安心です。
| 名称 | 東京マルイ ファマス5.56-F1 |
|---|---|
| 特徴 | 歴史あるクラシック電動ガン |
| 向いている人 | 名作感を重視する人 |
| 価格帯目安 | 中古で1万円前後から2万円台 |
| 注意点 | 古い個体は整備前提 |
S&T TAVOR-21 Pro Ver.ブローバック
S&T TAVOR-21 Pro Ver.ブローバックは、タボール系の近代的な外観と電動ブローバックの雰囲気を楽しめるモデルです。
M4系マガジンを使える仕様のものが多く、P90系よりマガジン運用を組みやすい点が魅力です。
海外製らしい個体差や調整前提の部分はありますが、見た目の迫力と価格のバランスは良好です。
初めて海外製を買う場合は、国内ショップ調整済みや保証付きの販売品を選ぶと不安を減らせます。
| 名称 | S&T TAVOR-21 Pro Ver.ブローバック |
|---|---|
| 特徴 | 近代的なタボール系 |
| 向いている人 | M4マガジン派の人 |
| 価格帯目安 | 2万円台後半から4万円前後 |
| 注意点 | 海外製の個体差に注意 |
S&T TAVOR-21 スポーツライン
S&T TAVOR-21 スポーツラインは、タボール型を比較的手頃な価格で楽しみたい人に向くモデルです。
Pro系よりも軽めの構成で、ブルパップの見た目をまず試したい人には候補にしやすい存在です。
価格を抑えやすい反面、外装の質感や内部調整では上位モデルとの差を感じることがあります。
サバゲーで長く使う前提なら、初期点検やホップ周りの確認をしてから投入すると満足度が高くなります。
| 名称 | S&T TAVOR-21 スポーツライン |
|---|---|
| 特徴 | 手頃なタボール入門機 |
| 向いている人 | 価格を抑えたい人 |
| 価格帯目安 | 1万円台後半から2万円台中盤 |
| 注意点 | 調整前提で見ると安心 |
ブルパップ構造を選ぶ前に見る基準
ブルパップ型は見た目のインパクトが強い一方で、実際の使いやすさは全長、重心、マガジン位置、拡張性で大きく変わります。
全長
ブルパップ型の最大の魅力は、バレル長を確保しながら全長を短くしやすいところです。
屋内フィールドやバリケード戦では、銃口が壁や遮蔽物に当たりにくい短さがそのまま動きやすさにつながります。
ただし、全長が短くても重量が軽いとは限らないため、数字だけでなく構えたときの感覚も大切です。
| 見るポイント | 判断の目安 |
|---|---|
| 500mm前後 | CQBで扱いやすい |
| 600mm前後 | 屋内外の両用向き |
| 750mm以上 | 雰囲気と安定感重視 |
重心
ブルパップ型は機関部やマガジンが後ろに集まりやすく、肩付けしたときに重さを受け止めやすい傾向があります。
一方で、アクセサリーを前方へ載せすぎると重心のよさが崩れ、せっかくの取り回しが鈍くなります。
- ライトは小型を選ぶ
- ドットサイトは軽量を選ぶ
- サイレンサーは長すぎない物を選ぶ
- スリングで保持を補助する
構えたときに銃口が自然に下がる場合は、装備を減らすだけでも扱いやすさが戻ります。
マガジン位置
ブルパップ型はマガジンがグリップの後方にあるため、M4系に慣れている人ほど交換動作に違和感を覚えやすいです。
P90のような上部マガジン型は特に独特で、予備マガジンの携行方法も通常のライフルとは変わります。
サバゲーで使うなら、自宅で空マガジンを使って交換動作を練習しておくと実戦中のもたつきを減らせます。
見た目だけで選ばず、マガジンポーチの選択肢まで含めて考えると失敗しにくくなります。
サバゲーで活かしやすい場面
ブルパップエアガンは万能というより、短い全長と独特の構えやすさを活かせる場面で強みが出るタイプです。
屋内フィールド
屋内フィールドでは、通路、ドア、バリケードの角で長いライフルが邪魔になることがあります。
P90系やステアーHCのような短めのブルパップ型は、銃口管理がしやすく、姿勢を低くしたまま動きやすいのが魅力です。
- 曲がり角で銃口が出にくい
- バリケード裏で構えやすい
- 利き手側の移動が楽になる
- セミオート戦に合わせやすい
接近戦では弾をばらまくよりも、短く構えて正確に撃つ意識のほうがブルパップ型の良さを活かせます。
屋外フィールド
屋外では、短さだけでなく照準の見やすさ、ホップの安定感、マガジン容量が重要になります。
AUG系やFA-MAS系は全長に余裕があるため、ブルパップらしさとライフルらしい構えやすさの両方を楽しめます。
| 場面 | 向くモデル傾向 |
|---|---|
| 森林フィールド | AUG系やFA-MAS系 |
| 市街地フィールド | P90 TRやステアーHC |
| 中距離の撃ち合い | AUG系や調整済みTAVOR系 |
| 移動重視のゲーム | P90系や軽量タボール系 |
屋外で使う場合は、短い銃だから不利と考えるより、移動の速さと構え直しの速さを活かす考え方が大切です。
索敵
ブルパップ型は射手の体に近い位置で構えやすいため、索敵中に銃を大きく振り回しにくい利点があります。
特にP90のようにシルエットがまとまりやすいモデルは、バリケードから体を出す量を抑えやすいです。
ただし、銃の形状が特殊なぶん、頬付けやサイトの高さが合わないと狙いにくくなります。
ドットサイトを載せる場合は、見た目よりも自然に覗ける高さを優先すると索敵から射撃への流れがスムーズになります。
カスタムで快適にする考え方
ブルパップ型のカスタムは、威力を上げる方向ではなく、構えやすさ、視認性、給弾安定、携行性を整える方向で考えるのが安全です。
光学機器
ブルパップ型は顔とレシーバーの位置関係がモデルごとに大きく違うため、サイトの高さが合うかどうかが重要です。
P90 TRやTAVOR系はレイルを活かしやすく、ドットサイトを載せるだけで狙いやすさが大きく変わります。
| 装備 | 効果 |
|---|---|
| 小型ドットサイト | 近距離で狙いやすい |
| ローマウント | 頬付けしやすい |
| ハイマウント | フェイスガードと相性がよい |
| バックアップサイト | 故障時に安心 |
フェイスガードを使う人は、低すぎるサイトだと覗き込みにくいため、装備込みで高さを決めると快適です。
スリング
後方に重さが寄りやすいブルパップ型は、スリングとの相性がよいジャンルです。
移動中に銃を体へ引き寄せやすく、ハンドガンへ切り替えるときも保持しやすくなります。
- 短めの2点式
- 調整しやすいワンポイント
- 肩への負担を減らすパッド付き
- 金具音が出にくい樹脂パーツ
ただし、銃本体のスリングポイントが独特なモデルもあるため、購入前に取り付け位置を確認しておくと無駄な出費を避けられます。
マガジン
ブルパップ型で意外と差が出るのが、予備マガジンの持ち運びやすさです。
P90系は専用の長いマガジンが必要になり、一般的なM4用ポーチでは収まりが悪いことがあります。
TAVOR系のようにM4系マガジンを使えるモデルなら、装備の流用がしやすく、初期費用を抑えやすくなります。
ゲーム中の使いやすさは本体性能だけで決まらないため、マガジンとポーチまで含めて一つの装備として考えるのがおすすめです。
購入前に注意したいポイント
ブルパップエアガンは個性が強いぶん、購入前に確認すべきポイントも一般的なライフルより少し多くなります。
対象年齢
紹介した多くのモデルは18歳以上用として販売される電動ガンです。
18歳未満の人は対象年齢に合った製品を選ぶ必要があり、保護者の判断だけで18歳以上用を使えるわけではありません。
| 確認項目 | 見る内容 |
|---|---|
| 対象年齢 | 18歳以上用かどうか |
| 法令適合 | 国内基準に合う製品か |
| 購入先 | 信頼できるショップか |
| 中古品 | 改造履歴が不明でないか |
国内で使うエアソフトガンは、発射パワーの上限や条例を守ることが前提です。
安全基準については、メーカーや団体の案内に加えて、東京マルイのエアソフトガンと銃刀法の案内も参考になります。
中古購入
生産終了モデルや古い名作を探す場合、中古市場は有力な選択肢になります。
ただし、ブルパップ型は分解や内部整備に癖があるモデルもあり、前オーナーの扱い方で状態差が出やすいです。
- 初速が正常か
- セミオートが安定するか
- マガジンが確実に給弾するか
- バッテリー端子が傷んでいないか
- 外装の割れがないか
安い個体でも修理費がかかれば結果的に高くなるため、初心者は保証付き中古や整備済み品を選ぶほうが安全です。
海外製
S&Tなどの海外製ブルパップエアガンは、価格と見た目のバランスがよい一方で、個体差を前提に考える必要があります。
箱出しで十分楽しめる個体もありますが、給弾、ホップ、ギアノイズ、ネジの締め具合に差が出ることがあります。
国内ショップが検品や調整を行っている商品なら、初めての海外製でも選びやすくなります。
自分で分解調整する自信がない場合は、本体価格だけでなく、保証期間やアフター対応も比較して選ぶことが大切です。
一丁を選ぶなら扱いやすさから逆算する
ブルパップエアガンは、短い全長、後方寄りの重心、独特な見た目を楽しめる魅力的なジャンルです。
初めて選ぶなら、扱いやすさと入手性を重視して東京マルイ P-90系やステアーHCを候補にすると失敗しにくくなります。
見た目の個性を重視するなら、FA-MASやステアーAUGのような名作系、近代的な雰囲気を求めるならTAVOR系も魅力があります。
サバゲーで使うなら、本体だけでなく、マガジン、ポーチ、光学機器、スリングまで含めて運用を組むことが重要です。
最終的には、屋内で軽快に動きたいのか、屋外でライフルらしく構えたいのか、コレクション性を優先したいのかを決めると、自分に合うブルパップエアガンが見つけやすくなります。
リアルな質感で楽しめるエアコッキング

